寳登山神社

伝承と昔話

狼信仰とは?秩父・奥多摩の「お犬様」と、姿を消したニホンオオカミの物語

秩父や奥多摩の山々には、狼を「お犬様」として敬う神社がいくつもあります。三峯神社、武蔵御嶽神社、寳登山神社。どれも日本武尊を狼(山犬)が助けたという伝承を持ち、お犬様のお札を1年間お借りする「御眷属拝借」が今も続いています。お犬様にご飯を炊いて供える神事、享保のころの日光法印と狼の話、そして明治に姿を消したニホンオオカミまで、狼と人のつきあいをたどります。
伝承と昔話

講と代参とは?みんなでお金を出し合い、代表者が遠くの神社へお参りした江戸の知恵

江戸時代、遠くの神社や山へお参りに行くのは、今よりずっと大変なことでした。そこで村や町の人たちは「講(こう)」をつくってお金を出し合い、代表者が「代参(だいさん)」してお札を持ち帰りました。三峯講・富士講・伊勢講・庚申講など、さまざまな講のしくみと、三峯神社の博物館に残る講の記録、今も続く講社まで紹介します。
古神道入門

神仏習合と神仏分離とは?「権現」「大菩薩」の時代から明治の大転換まで、神社とお寺の千年

明治になるまで、日本の多くの神社とお寺は一つにまじり合っていました。神様は「権現」「大菩薩」と呼ばれ、神社のおつとめを僧侶がしていることも珍しくありませんでした。それが明治の神仏分離で、大きく変わります。三峯神社の仁王門が隨神門になった話、寳登山神社の住職が神職になって社殿を建て直した話など、身近な神社に残る神仏習合のあとをたどります。