伝承と昔話

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羽衣天女伝説とは?丹後の豊宇賀能売命、三保の松原と能『羽衣』、世界に広がる白鳥処女の物語

天から降りてきた天女が、水浴びをしているあいだに羽衣を隠され、天に帰れなくなる――。羽衣天女伝説は、日本各地に、そして世界中に伝わる物語です。奈良時代の『丹後国風土記』に残る、酒をつくって老夫婦を豊かにした天女・豊宇賀能売命の話、能『羽衣』で知られる三保の松原、世界の白鳥処女説話まで紹介します。
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元伊勢とは?伊勢神宮に鎮まる前に天照大御神と豊受大神がお祀りされた場所、籠神社・真名井神社など

「元伊勢(もといせ)」とは、天照大御神や豊受大神が、今の伊勢神宮に鎮まる前に一時お祀りされたと伝わる場所のことです。崇神天皇の時代の笠縫邑から、倭比売命が各地をめぐった旅、そして「元伊勢籠神社」と呼ばれる丹後一宮の籠神社と奥宮の真名井神社まで、各地に残る元伊勢の伝承を紹介します。
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清正井とは?明治神宮御苑の湧き水と加藤清正の伝説、「待ち受け」ブームの真相

明治神宮御苑のいちばん奥にある清正井(きよまさのいど)は、戦国武将の加藤清正が掘ったと伝わる井戸です。水温は一年中15度前後、毎分約60リットルの水が湧き続けています。なぜ清正の名前がついたのか、加藤家と井伊家の屋敷だった代々木の歴史、2009年の「待ち受け」ブームまで紹介します。
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常陸坊海尊とは?義経の家来が何百年も生き続けた?不老長寿の伝説と中風除けの信仰

源義経の家来・常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)は、衣川の戦いの日、たまたま外出していて生き延びたと『義経記』は伝えます。そこから、海尊は何百年も生き続けて源平の昔を語った、という不思議な長寿伝説が東日本の各地に広がりました。人魚や枸杞を食べたという話、「残夢」という老人の正体、仙台の青麻神社や大阪の三光神社の中風除けの信仰まで紹介します。
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要石と鯰絵とは?地震の大鯰を押さえる鹿島・香取の神様の伝承

鹿島神宮と香取神宮の境内に、地面から少しだけ頭を出している不思議な石「要石」。地震を起こす大鯰を押さえているという伝承、水戸光圀が掘っても底が見えなかった話、安政の大地震のあとに大流行した「鯰絵」まで、要石と地震の神様の物語を紹介します。
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真田丸と「真田の抜け穴」伝説 大坂冬の陣の出城と、各地に残る幸村の抜け穴・生存説

大坂冬の陣で真田幸村(信繁)が築いた出城「真田丸」。その跡地の近く、三光神社には「真田の抜け穴」が残り、九度山や上田にも幸村の抜け穴の伝説が伝わります。真田丸の場所と戦い、抜け穴の正体、幸村が最期を迎えた安居神社、そして「幸村は生きていた」という生存説まで、史実と伝説を分けて紹介します。
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大阪七福神めぐりとは?七つの社寺と七福神の正体、寿老神が武内宿禰になった三光神社

大阪の街なかを歩いてめぐる「大阪七福神」。今宮戎神社の恵比須、大国主神社の大黒天、三光神社の寿老神など、七つの社寺をめぐる巡礼です。七福神それぞれの正体と、日本の神様・インドの神様・中国の仙人がまざり合った成り立ち、そして三光神社で寿老神として武内宿禰がお祀りされている理由まで紹介します。
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国府祭と座問答とは?相模国の六社が集まり、千年「いずれ明年まで」を続けるお祭り

毎年5月5日、神奈川県大磯町に相模国の一之宮から四之宮、平塚八幡宮、そして総社・六所神社が集まる「国府祭(こうのまち)」。寒川神社と川勾神社が虎の皮を敷き合って一之宮の座を争い、三之宮の宮司が「いずれ明年まで」と仲裁する「座問答」は、千年以上決着がついていません。国司と総社の関係、鷺の舞、空高く放り上げられる粽まで紹介します。
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浜降祭とは?夜明けの茅ヶ崎の海に神輿が入る「みそぎ」の祭りと、川で消えた御神体の伝説

毎年7月の海の日、夜明けの茅ヶ崎の海に約40基の神輿が集まり、「どっこい、どっこい」の掛け声とともに海へ入っていく浜降祭(はまおりさい)。その起源には、川で行方不明になった寒川神社の御神体を、漁師の孫七さんが見つけたという伝承と、鶴嶺八幡宮の古いみそぎの神事という、二つの流れがあります。神輿が海に入る意味や、よく似た江の島の天王祭まで紹介します。
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狼信仰とは?秩父・奥多摩の「お犬様」と、姿を消したニホンオオカミの物語

秩父や奥多摩の山々には、狼を「お犬様」として敬う神社がいくつもあります。三峯神社、武蔵御嶽神社、寳登山神社。どれも日本武尊を狼(山犬)が助けたという伝承を持ち、お犬様のお札を1年間お借りする「御眷属拝借」が今も続いています。お犬様にご飯を炊いて供える神事、享保のころの日光法印と狼の話、そして明治に姿を消したニホンオオカミまで、狼と人のつきあいをたどります。