白鳥伝説

伝承と昔話

羽衣天女伝説とは?丹後の豊宇賀能売命、三保の松原と能『羽衣』、世界に広がる白鳥処女の物語

天から降りてきた天女が、水浴びをしているあいだに羽衣を隠され、天に帰れなくなる――。羽衣天女伝説は、日本各地に、そして世界中に伝わる物語です。奈良時代の『丹後国風土記』に残る、酒をつくって老夫婦を豊かにした天女・豊宇賀能売命の話、能『羽衣』で知られる三保の松原、世界の白鳥処女説話まで紹介します。
古事記・日本書紀

白鳥伝説とは?日本武尊の魂が白鳥になって飛び去った話と、三つの「白鳥陵」

伊吹山で傷ついた日本武尊は、能煩野で故郷をしのびながら亡くなり、その魂は大きな白い鳥となって飛び去りました。后や御子たちは、足が傷つくのも忘れて泣きながら追いかけます。日本書紀では、白鳥がとどまった三か所に陵が作られ、「白鳥陵」と呼ばれました。言葉を話さなかった皇子が白鳥の声を聞いて口を開いた話など、古代の人々が白い鳥に見たものを紹介します。