2026-09

東京

素盞雄神社ってどんな神社?南千住のお天王さまと芭蕉の旅立ち

東京・南千住の素盞雄神社は、「お天王さま」と親しまれる千二百年以上の歴史をもつ神社です。光る石に神様が翁の姿で現れたという創建の伝え、須佐之男命と事代主神という御祭神、鳳凰が地面につくほど神輿を振る天王祭、そして松尾芭蕉が奥の細道へ旅立った地の句碑まで、見どころを紹介します。
古神道入門

神仏習合と神仏分離とは?「権現」「大菩薩」の時代から明治の大転換まで、神社とお寺の千年

明治になるまで、日本の多くの神社とお寺は一つにまじり合っていました。神様は「権現」「大菩薩」と呼ばれ、神社のおつとめを僧侶がしていることも珍しくありませんでした。それが明治の神仏分離で、大きく変わります。三峯神社の仁王門が隨神門になった話、寳登山神社の住職が神職になって社殿を建て直した話など、身近な神社に残る神仏習合のあとをたどります。
古事記・日本書紀

常陸国風土記の香島郡とは?鹿島の神様と童子女の松原の物語

奈良時代にまとめられた『常陸国風土記』の香島郡の条には、鹿島の神様「香島の天の大神」が天から降った話、崇神天皇が太刀や鏡を奉った話、舟を岡と海に置きかえる不思議な神様、砂鉄で剣を作った浜、そして松の木になった若い二人の恋の物語が残されています。古事記・日本書紀とは違う、土地の目線の鹿島を紹介します。
伝承と昔話

倭迹迹日百襲姫命と箸墓とは?神の妻となった巫女の姫と「昼は人、夜は神が造った墓」

大物主神の言葉を伝え、未来を見通した巫女の姫・倭迹迹日百襲姫命。夫の正体が小さな蛇だと知って驚き、悲しい最期をとげた姫の墓は「箸墓」と呼ばれ、「昼は人が造り、夜は神が造った」と伝えられます。日本書紀の物語から、日本最初の巨大前方後円墳とされる箸墓古墳、卑弥呼の墓という説(諸説あり)まで紹介します。
古事記・日本書紀

古事記とは?成立・構成・特徴をやさしく解説【現存最古の歴史書】

古事記は、和銅5年(712年)にまとめられた、現存する日本最古の歴史書です。天武天皇の命令、稗田阿礼の語り、太安万侶の苦労から生まれたこの書物は、どんな構成で、何が書かれているのか。上・中・下巻のあらすじ、日本書紀との違い、写本や偽書説の話まで、やさしく紹介します。
古神道入門

富士塚とは?江戸の人々が町に作った「小さな富士山」の歴史と見どころ

神社の境内で見かける、溶岩でおおわれた小さな山「富士塚」。江戸の人々は、なぜ町の中に富士山を作ったのでしょうか。富士講の始まり、最初の富士塚と現存最古の富士塚の違い、国の重要有形民俗文化財になっている富士塚、山開きの行事まで、富士塚の歴史と見どころを紹介します。
古神道入門

庚申信仰とは?「眠らない夜」と庚申塔・三猿のひみつ

道ばたや神社の境内で見かける、猿が彫られた古い石塔「庚申塔」。60日に一度の庚申の夜、人々はなぜ眠らずに過ごしたのでしょうか。体の中の三尸の虫、青面金剛と猿田彦、見ざる言わざる聞かざるの三猿、日本最古の庚申塔、柴又帝釈天の縁日まで、庚申信仰のひみつを紹介します。