日本書紀

古事記・日本書紀

布都御魂とは?神武天皇を救った神剣と石上神宮・鹿島神宮の韴霊剣

熊野で倒れた神武天皇の軍を、一振りで目覚めさせた神剣・布都御魂。建御雷神が「私の代わりに」と地上に降ろした剣の物語を、古事記・日本書紀の原文で読み比べ、剣を御神体とする石上神宮の禁足地の話、鹿島神宮に伝わる日本最大の直刀「韴霊剣」まで紹介します。
古事記・日本書紀

八岐大蛇とは?八つの頭と八つの尾を持つ大蛇の正体と、須佐之男命の大蛇退治

八つの頭と八つの尾を持ち、体には檜や杉が生え、八つの谷と八つの峰にまたがるほど巨大な八岐大蛇(やまたのおろち)。須佐之男命が酒で酔わせて退治し、その尾から草薙剣が出てきた物語は、日本神話でいちばん有名な場面の一つです。古事記・日本書紀の原文、斐伊川の洪水説などの「正体」、天が淵などの伝承地、石見神楽の「大蛇」まで紹介します。
その他

武内宿禰ってどんな神様?五代の天皇に仕え、300年以上生きたと伝わる長寿の忠臣

武内宿禰(たけのうちのすくね)は、景行・成務・仲哀・応神・仁徳の五代の天皇に仕え、300年以上生きたと伝えられる人物です。神功皇后を助け、蘇我氏や葛城氏など多くの氏族の祖とされました。古事記・日本書紀の物語、弟に陥れられて熱湯に手を入れた「探湯」の話、因幡の宇倍神社の昇天伝説、お札の肖像まで紹介します。
国津神

稲田姫命(櫛名田比売)ってどんな神様?八岐大蛇から救われ、須佐之男命の妻となった稲田の女神

稲田姫命(いなだひめのみこと)は、古事記では櫛名田比売、日本書紀では奇稲田姫と書かれる女神です。八岐大蛇のいけにえにされそうになったところを須佐之男命に救われ、その妻になりました。櫛に姿を変えられた話、日本で最初の和歌といわれる「八雲立つ」の歌、須我神社・八重垣神社・氷川神社まで紹介します。
古事記・日本書紀

天岩戸神話とは?光を取り戻した神々の祭り|古事記と日本書紀を比べる

天照大御神が天岩戸に隠れ、世界が闇に包まれた天岩戸神話。古事記では神々の笑いと鏡が、日本書紀の一書では祝詞の美しい言葉が、岩戸を開きました。隠れた理由、神々の準備、岩戸が開いた決め手、「面白い」の語源や爪のしきたりの起こりまで、古事記と日本書紀の四つの伝えを比べます。
古事記・日本書紀

国生み神話とは?日本の島々はどう生まれたか|古事記と日本書紀を比べる

伊邪那岐命と伊邪那美命が、天の沼矛で海をかき混ぜ、おのごろ島に降りて日本の島々を生んだ国生み神話。古事記の「大八島国」と六つの小島、顔を四つ持つ四国と九州、日本書紀で島の順番がばらばらな一書、淡路島が最初に生まれる理由の説まで、原文を並べて比べます。
古事記・日本書紀

天地開闢を比べる|古事記と日本書紀で違う「世界のはじまり」

世界はどのように始まったのか。古事記は高天原に現れる天之御中主神から、日本書紀は卵のような渾沌から天と地が分かれるところから語り始めます。原文を並べて、最初に現れる神、「葦牙」のイメージ、6つの異伝、神世七代の数え方、中国の古典の影響まで、二つの天地開闢をじっくり比べます。
その他

弟橘比売命ってどんな神様?荒れる走水の海に身を投じ、日本武尊を救った后

弟橘比売命(おとたちばなひめのみこと)は、日本武尊の后です。走水の海が荒れて船が沈みそうになったとき、「私が代わりに海に入りましょう」と言って波の上に降り、海をしずめました。最後に詠んだ「さねさし相模の小野に」の歌の意味、七日後に流れ着いた櫛、「あづま」という言葉の由来、各地に残る伝承まで紹介します。
その他

倭比売命(倭姫命)ってどんな神様?天照大御神の鎮まる地を求めて旅をし、伊勢の神宮を開いた皇女

倭比売命(やまとひめのみこと)は、第11代垂仁天皇の皇女です。天照大御神をお祀りする場所を求めて、大和から伊賀・近江・美濃をめぐり、伊勢の五十鈴川のほとりにたどり着きました。これが伊勢の神宮のはじまりと伝えられています。「常世の浪の重浪帰する国」という神託、甥の日本武尊に草薙剣を授けた場面、各地に残る「元伊勢」、そして大正時代に創建された倭姫宮まで紹介します。
その他

宮簀媛命ってどんな神様?日本武尊の妃となり、草薙剣をお祀りした熱田神宮の始まりの姫

宮簀媛命(みやすひめのみこと)は、尾張の豪族・尾張氏の姫で、日本武尊の妃です。日本武尊は草薙剣を宮簀媛命のもとに置いたまま伊吹山へ向かい、帰らぬ人となりました。残された剣をお祀りしたことが熱田神宮の始まりと伝えられています。古事記の歌のやりとり、日本書紀と風土記の記述、氷上姉子神社まで紹介します。