日本書紀

天津神

経津主神ってどんな神様?古事記に出てこない国譲りの主役・香取の大神

日本書紀の国譲りで、建御雷神と一緒に出雲へ降りた経津主神。古事記には一度も登場しない不思議、「ふつ」という名前に込められた剣の力、斎主神という別名、香取神宮や春日大社とのつながりまで、史料と伝承に分けて紹介します。
天津神

天津甕星ってどんな神様?最後まで従わなかった星の神・天香香背男

国譲りのとき、剣の神々にも従わなかったただ一柱の星の神・天津甕星(天香香背男)。日本神話に星の神様がほとんどいない理由、倭文神・建葉槌命が星の神を従わせた話、茨城県日立市の大甕神社に残る宿魂石の伝説まで、史料と伝承に分けて紹介します。
古事記・日本書紀

古事記と日本書紀の違いとは?一覧表でわかる7つのポイント

古事記と日本書紀は、わずか8年違いでまとめられた日本の二つの古典です。成立・巻数・文体・書き方・神様の呼び方・神話の中身・位置づけの7つのポイントで、二つの書物の違いを一覧表にしました。同じ神様なのに違う話になっている例を、神様図鑑の記事とあわせて紹介します。
天津神

住吉三神ってどんな神様?禊から生まれた海と祓いの三柱の神様

伊邪那岐命が海で禊をしたとき、海の底・中・上から生まれた底筒男命・中筒男命・上筒男命の住吉三神。神功皇后に神がかりして海を渡らせた航海の神様、祓いの神様、和歌の神様として信仰されてきた三柱を、古事記・日本書紀の原文と、住吉大社・息栖神社とのつながりから紹介します。
天津神

稚日女命ってどんな神様?高天原で神の衣を織っていた、若々しい日の女神

高天原の斎服殿で神様の衣を織っていた稚日女命(わかひるめのみこと)。素戔嗚尊の乱暴に驚いて命を落とし、それが天照大神の岩戸隠れのきっかけになったと日本書紀は伝えます。神功皇后に「活田長峡国に居りたい」と告げて神戸の生田神社に鎮まった、若々しい日の女神の物語を紹介します。
国津神

少彦名神ってどんな神様?ガガイモの舟でやって来た小さな国造りの神

ガガイモの実の舟に乗り、鳥の皮をまとって海の向こうからやって来た、手のひらに乗るほど小さな神様・少彦名神。大国主命と兄弟のように国を造り、病気を治す方法を定め、粟の茎にはじかれて常世の国へ去っていきました。医薬の神様、一寸法師のモデルともいわれる神様を、史料と伝承に分けて紹介します。
その他

菊理媛神ってどんな神様?日本書紀に一度だけ現れ、伊弉諾尊に何かを告げた謎の女神

菊理媛神(くくりひめのかみ)は、日本書紀の一書にただ一度だけ登場する女神です。黄泉の国から逃げ帰った伊弉諾尊と、追ってきた伊弉冉尊が言い争う泉平坂で、菊理媛神は何かを申し上げ、伊弉諾尊はそれをほめました。でも、何を言ったのかは書かれていません。白山比咩神社の御祭神として「白山さん」と親しまれるようになった理由まで紹介します。
天津神

建御雷神ってどんな神様?剣先に座って国譲りを迫った武の神様・鹿島の大神

波の上に逆さに立てた剣の先にあぐらをかいて、大国主命に国譲りを迫った建御雷神。剣の血から生まれた誕生、建御名方神との力比べ、神武天皇を救った神剣・布都御魂、日本書紀の経津主神との関係、鹿島神宮や春日大社とのつながりまで、史料と伝承に分けて紹介します。
国津神

泣沢女神ってどんな神様?伊邪那岐命の涙から生まれ、香具山のふもとの泉に鎮まる女神

泣沢女神(なきさわめのかみ)は、伊邪那美命を失った伊邪那岐命が泣いたとき、その涙から生まれた女神です。奈良の香具山のふもとには、本殿がなく、井戸を御神体とする畝尾都多本神社があり、この女神をお祀りしています。万葉集に詠まれた「泣沢の神社」、葬儀で泣く「泣き女」の習俗、そして涙と泉と命の復活をめぐる説まで紹介します。
国津神

久那斗神ってどんな神様?「ここから先へ来るな」の杖から生まれた道と境の神様

伊邪那岐命が黄泉の国から逃げ帰るとき、「ここから先へは来るな」と投げた杖から生まれた久那斗神(岐神)。道の分かれ目や村の境で悪いものを防ぐ神様で、国譲りでは経津主神の道案内もつとめました。古事記の衝立船戸神との関係、道饗祭の祝詞、道祖神とのつながり、息栖神社まで紹介します。