国府祭

伝承と昔話

国府祭と座問答とは?相模国の六社が集まり、千年「いずれ明年まで」を続けるお祭り

毎年5月5日、神奈川県大磯町に相模国の一之宮から四之宮、平塚八幡宮、そして総社・六所神社が集まる「国府祭(こうのまち)」。寒川神社と川勾神社が虎の皮を敷き合って一之宮の座を争い、三之宮の宮司が「いずれ明年まで」と仲裁する「座問答」は、千年以上決着がついていません。国司と総社の関係、鷺の舞、空高く放り上げられる粽まで紹介します。
伝承と昔話

浜降祭とは?夜明けの茅ヶ崎の海に神輿が入る「みそぎ」の祭りと、川で消えた御神体の伝説

毎年7月の海の日、夜明けの茅ヶ崎の海に約40基の神輿が集まり、「どっこい、どっこい」の掛け声とともに海へ入っていく浜降祭(はまおりさい)。その起源には、川で行方不明になった寒川神社の御神体を、漁師の孫七さんが見つけたという伝承と、鶴嶺八幡宮の古いみそぎの神事という、二つの流れがあります。神輿が海に入る意味や、よく似た江の島の天王祭まで紹介します。
神奈川

寒川神社ってどんな神社?全国唯一の八方除の守護神、相模国一之宮

神奈川県寒川町の寒川神社は、「全国唯一の八方除の守護神」として知られる相模国一之宮です。記紀に登場しない謎の神・寒川大明神、江戸の裏鬼門を守るように南西を向く社殿、起源の泉「難波の小池」、武田信玄が奉納した兜、御神体が川で行方不明になったことから始まった浜降祭、毎年決着を先送りする国府祭の「座問答」まで紹介します。