2026-10

伝承と昔話

羽衣天女伝説とは?丹後の豊宇賀能売命、三保の松原と能『羽衣』、世界に広がる白鳥処女の物語

天から降りてきた天女が、水浴びをしているあいだに羽衣を隠され、天に帰れなくなる――。羽衣天女伝説は、日本各地に、そして世界中に伝わる物語です。奈良時代の『丹後国風土記』に残る、酒をつくって老夫婦を豊かにした天女・豊宇賀能売命の話、能『羽衣』で知られる三保の松原、世界の白鳥処女説話まで紹介します。
三重

伊勢神宮ってどんな神社?内宮・外宮と125社、20年ごとの式年遷宮、「伊勢参りは外宮から」

「お伊勢さん」と親しまれる伊勢神宮の正式な名前は「神宮」。天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)を中心に、125の宮社からなります。倭比売命が五十鈴川のほとりに鎮めた内宮の始まり、雄略天皇の夢から始まった外宮、1300年以上続く20年ごとの式年遷宮、「伊勢参りは外宮から」の習わしまで紹介します。
参拝作法

神社参拝の作法と心がまえ 鳥居・手水・二拝二拍手一拝の意味と「なぜそうするのか」

神社参拝の基本の流れ(鳥居・参道・手水・お賽銭・二拝二拍手一拝)を、それぞれ「なぜそうするのか」という意味と一緒に紹介します。作法の歴史、出雲大社の四拍手のような例外、忌中や写真撮影などのよくある迷い、そして作法よりも大切な「心の持ち方」まで、まこもが考察します。
国津神

稲田姫命(櫛名田比売)ってどんな神様?八岐大蛇から救われ、須佐之男命の妻となった稲田の女神

稲田姫命(いなだひめのみこと)は、古事記では櫛名田比売、日本書紀では奇稲田姫と書かれる女神です。八岐大蛇のいけにえにされそうになったところを須佐之男命に救われ、その妻になりました。櫛に姿を変えられた話、日本で最初の和歌といわれる「八雲立つ」の歌、須我神社・八重垣神社・氷川神社まで紹介します。
東京

明治神宮ってどんな神社?国民の献木でつくられた「永遠の杜」と、明治天皇・昭憲皇太后

原宿駅のすぐそば、明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社です。大正9年の創建にあたって、全国から約10万本(約12万本とする資料も)の木が献木され、100年後を見すえて人の手でつくられた森は、今では都心の「永遠の杜」になっています。日本最大級の木造の大鳥居、清正井と「待ち受け」の噂、夫婦楠、初詣日本一まで紹介します。
埼玉

武蔵一宮 氷川神社ってどんな神社?「大宮」の名前の由来になった、2400年の歴史を伝える関東の古社

埼玉県さいたま市の武蔵一宮 氷川神社は、「大宮」という地名の由来になった神社です。2400年以上の歴史を持つと伝えられ、須佐之男命・稲田姫命・大己貴命をお祀りしています。出雲の斐伊川にちなむといわれる社名、日本一の長さという約2kmの参道、見沼の水源だった蛇の池、明治天皇の行幸、12月の大湯祭と十日市まで紹介します。
古神道入門

みたままつりとお盆 亡き人の「みたま」を迎える日本の夏の祈り

毎年7月、東京・九段の靖国神社では、3万をこえる提灯が灯る「みたままつり」が行われます。日本古来の盆行事にちなんで昭和22年に始まったお祭りです。仏教の盂蘭盆と、日本古来の祖霊を迎える信仰が重なり合ってできたお盆の歴史、迎え火・送り火、盆踊り、そして「みたま」という言葉に込められた心を紹介します。
中国・四国

須我神社ってどんな神社?須佐之男命と稲田姫命が初めて宮をつくった「日本初之宮」と和歌発祥の地

島根県雲南市の須我神社(すがじんじゃ)は、八岐大蛇を退治した須佐之男命が、稲田姫命と初めて宮をつくった場所と伝わる「日本初之宮」です。「ここに来て心がすがすがしい」という言葉が地名の由来になり、日本で最初の和歌「八雲立つ」が詠まれた和歌発祥の地とも。山腹の奥宮の夫婦岩まで紹介します。
東京

東京大神宮ってどんな神社?「東京のお伊勢さま」と神前結婚式発祥の縁結びの神社

飯田橋の東京大神宮は、明治13年に伊勢神宮の遥拝殿として創建された「東京のお伊勢さま」です。今では当たり前になった神前結婚式は、この神社で始まりました。日比谷から飯田橋への移転と三度の改称、造化の三神がお祀りされている縁結びの理由、「当たりすぎる」と評判のおみくじ、夏目漱石の『行人』まで紹介します。
東京

靖国神社ってどんな神社?東京招魂社に始まる歴史と、246万余柱の英霊・みたままつり

東京・九段の靖国神社(靖國神社)は、明治2年に東京招魂社として創建され、国のために命をささげた人々を「英霊」としてお祀りしてきた神社です。社名の由来、246万6千余柱の御祭神と、身分や男女、出身地の区別なく祀られてきたこと、7月のみたままつり、遊就館や東京の桜の標本木まで紹介します。